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レコード・コレクターズ2015年4月号

838円

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A5判256ページ/2015年4月1日発行[雑誌19637-4] 【特集】 大滝詠一と未来に受け継がれゆくナイアガラ・サウンド 昨年の『Best Always』に続いて、3月には2011年に発売されたボックスの続編『NIAGARA CD BOOK II』がリリースされます。『ロング・バケイション』『EACH TIME』を含む1980年代以降のオリジナル・アルバムとレア・トラックの数々を含むオムニバスの12枚組は、80年代以降のナイアガラ音源を総括する集大成的なものです。今回は、その80年代の楽曲も多く含まれる他のアーティストによるカヴァーの数々や“大滝詠一的”なセンスを感じさせる楽曲も、併せてご紹介します。また、折に触れ交流のあったあがた森魚さんに、ご自身による大滝作品のカヴァーについてお話を伺いました。それらの楽曲を聴きながら、ナイアガラ・サウンドとは何かを考えてみたいと思います。 ■ グラフィック・ステーション──『大瀧詠一』のアセテート盤 ■ 80年代に完成させた“60年代ポップのパラレル・ワールド”(萩原健太) ■ 12枚組CDボックス『NIAGARA CD BOOK Ⅱ』解説(島村文彦) ■ 79年の歴史的ライヴ音源も収録した鈴木雅之のベスト盤(島村文彦) ■ あがた森魚 インタヴュー(篠原章) ■ 安易な結論を導かせない並はずれた巨大な叡智(サエキけんぞう) ■ 日本の流行歌に潜む「どこにもナイアガラ現象」(細馬宏通) ■ “大滝詠一的”を感じる30曲(人見欣幸、松永良平、除川哲朗) ■ カヴァー曲100選(池上尚志、小川真一、北中正和、篠原章、鈴木啓之、能地祐子、真鍋新一、安田謙一、湯浅学)   演歌畑での曲を主体とした伝承から近年のトリビュート企画まで(安田謙一) ■ 大滝詠一楽曲のカヴァー作品リスト(編集部) ■ 平川雄一 インタヴュー(中村俊夫) ■ 『大瀧詠一 Writing & Talking』(佐藤利明) 【特集】 タンジェリン・ドリーム 1967年、ドイツの東西を隔てる壁がそびえ立つ西ベルリンで結成されたタンジェリン・ドリーム。そのアナーキーな土地で、電子機器を使った実験に没頭した彼らが生み出した作品は、後にデイヴィッド・ボウイらへも影響を与えた“ジャーマン・ロック”の象徴として、強い存在感を放ちつづけてきました。中心的人物であったエドガー・フローゼの1月20日の逝去を受け、そして、『フェードラ』などの4作品が各種の高品質CDで再発されるこの機会に、彼らの広大な活動の全貌に迫ります。 ■ 既知の世界の境界線を超えていく電子音“ロック・トリオ”(小山哲人) ■ タンジェリン・ドリームのアルバム(坂本理) ■ アルバム4作品を、3種類の高品質CDで聴き比べ!(立川芳雄) ■ エドガー・フローゼのアルバム(松井巧) ■ サウンドトラックの重要作品(上原昭一) 【特集】 ジューダス・プリースト『背徳の掟』 英国を代表するヘヴィ・メタル・バンドのジューダス・プリースト。1982年にリリースした『復讐の叫び』は、翌年5月に30万人以上を集めた歴史的なイヴェント<USフェスティヴァル>への出演も後押しとなり、遂に全米17位の成功を収めます。そして、アメリカ進出を現実のものとした彼らが84年の初頭に送り込んだ勝負作が全米18位を記録した『背徳の掟』。ここではシンセサイザーの大胆な導入など、ヘヴィ・メタルに徹した前作とは大きく異なる“モダン化”への傾倒が現われていました。彼らにとっては3タイトル目となる30周年記念拡張版の紹介も含めて、この歴史的名盤の革新性に迫っていきます。 ■ “ヘヴィ・メタルのモダン化”という難題に唯一の正解を出した至高の名盤(杉原徹彦) ■ 『背徳の掟』全曲ガイド(杉原徹彦) ■ 『背徳の掟:30thアニバーサリー・エディション』解説(奥村裕司) □ ポール・スタンレー インタヴュー~ももクロとのコラボレーション作ほかキッスの過去/現在/未来を語り尽くす!(山崎智之) □ サン・ラー 火星でスウィングする方法は?──生誕101年を迎えた機に、再発CD4作品を聴く(村井康司) □ タイムレス・レコーズ 70~80年代に活きのいい新譜をリリースしたオランダのジャズ・レーベルの30作が復刻(原田和典) □ 安田明 インタヴュー~フォークや演歌、民謡までをもファンク化してしまった奇才のアルバム3作が遂にCD化!(馬飼野元宏) □ スコーピオンズ 若々しい音作りでバンドの底力を見せつけた結成50周年記念の新作『祝杯の蠍団』(舩曳将仁) □ キング・クリムゾン 過去の楽曲の再構築と新たな実験が結びついた最新ライヴ作が示す新生バンドの未来(石川真一) □ シド・バレット ソロ3作が、初CD化曲「ラマダン」など新規ボーナスを追加して紙ジャケット再発(宮子和眞) □ ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ 鞭のようにしなる熱いライヴを記録した発掘音源『ライヴ・イン・ボストン’78』(大鷹俊一) □ ジョニー・サンダース 新たな実像を伝える映画『Looking For Johnny ジョニー・サンダースの軌跡』(鳥井賀句) REGULAR CONTENTS ◆リイシュー・アルバム・ガイド 国内外でリリースされた幅広いジャンルの旧音源コンピレーションや再発アルバム、映像作品をくわしく紹介。音楽そのものはもちろん、リマスターやパッケージの出来にまでこだわって、豊富な知識をもつ執筆陣が徹底チェックします *今月のリリース情報…紙ジャケット、生産限定盤などの予定も可能な限りお伝えします *ニュー・アルバム・ピックアップ…ヴェテランの新作から注目の新人まで、編集部が選んだおすすめの新録アルバム ◆インフォ・ステーション……ニュース、書評、コンサート情報など ◆[連載]写真家ゲレッド・マンコウィッツが語る英国ロックの伝説(佐藤信夫)/ビートルズ来日学(宮永正隆)/ブリティッシュ・ロックの肖像(富岡秀次)/長門芳郎のマジカル・コネクション/ストリング・ゼム・アロング(ジョージ・カックル)/洋楽マン列伝~清水美樹氏(篠崎弘)/大鷹俊一のレコード・コレクター紳士録/続・蒐集奇談(岡田則夫)/ちょっと一服(コモエスタ八重樫)/DJフクタケのゆるみっくす7”/ウィ・ヒア・ニュー・サウンズ(武田昭彦)/赤岩和美の海外盤DVD&Blu-rayロック映像情報/和久井光司のアナログ奇聴怪会/Legendary LIVE in U.K.(写真=イアン・ディクソン)

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