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レコード・コレクターズ2015年5月号

838円

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A5判256ページ/2015年5月1日発行[雑誌19637-5] 【特集】 ドラマーとしてのリンゴ・スター ようやく<ロックの殿堂>入りが決定したリンゴ・スター。これまで本誌では、彼のディスコグラフィー的な面については増刊も含めて何度か紹介してきましたが、ドラマーとしての魅力についてはあまり触れる機会がありませんでした。そこで今回は、50年以上にわたるリンゴのキャリアから“名演奏”にスポットを当て、これまでに自著でもリンゴのドラミングについて丁寧な分析をされてきたプロ・ドラマーの三浦晃嗣さんに、その魅力を熱く語っていただきました。もちろん、新作『ポストカーズ・フロム・パラダイス』の聴きどころについてもしっかりと触れていきます。 ■ 理詰めでは正解が出ない、個性豊かなドラミングの秘密に迫る(萩原健太×三浦晃嗣) ■ 絶妙なキャラクターと職人技で時代を切り拓いてきた74年間(速水丈) ■ 新作『ポストカーズ・フロム・パラダイス』解説(森山直明) ■ “ロックの伝説”を体現してきたオール・スター・バンドの変遷(矢口清治) ■ リンゴ・スターのドラム100番勝負!(和久井光司)   世紀を越えて深化する“リンゴの音像”を聴く(和久井光司) ■ 重要セッション参加作(若月眞人) ■ 他メンバーが叩いたビートルズの楽曲とその裏事情とは(速水丈) 【特集】 バッド・カンパニー フリー、モット・ザ・フープル、キング・クリムゾン…。錚々たるバンドから4人が集結、文字通りの“スーパーグループ”として鳴り物入りで登場したのがバッド・カンパニーでした。デビューLP『バッド・カンパニー』はレッド・ツェッペリンのスワン・ソング・レーベルから、そのアルバム第1弾として1974年にリリース。全米1位/全英3位の特大ヒットを記録し、豪華なメンバー構成に見合った成功を見事に収めました。続く『ストレート・シューター』も全米/全英で3位となり、彼らは不動の地位を確立。そんな乗りに乗った彼らの1~2作目が、別ヴァージョンや初登場曲を満載した充実のデラックス版で登場、これは聴き逃せません! ■ 熱狂をもって迎えられた、いぶし銀の“スーパーグループ”(大鷹俊一) ■ 『バッド・カンパニー』全曲ガイド(中重雄) ■ 『ストレート・シューター』全曲ガイド(白谷潔弘) ■ グラフィック・ステーション──『バッド・カンパニー』『ストレート・シューター』のオリジナル盤(真保安一郎) ■ 『デラックス・リマスターズ』解説(犬伏功) 【特集】 高田渡 高田渡は1960年代末にデビューし、壮士演歌や現代詩をアメリカン・フォークにのせて歌う唯一無二のスタイルで活躍しました。鋭い批評精神とユーモア、詩とルーツ・ミュージックの探求が類稀なかたちで結晶した彼の音楽とユニークなキャラクターは、晩年は若い世代からも再評価されるようになっていました。その高田渡が亡くなって今年で10年。息子の高田漣が全編、高田渡のレパートリーを歌うトリビュート・アルバムと、彼が選曲を手がけたレーベルを越えたベスト盤のリリースをきっかけに、この希代のフォーク・シンガーの歩みを振り返ってみたいと思います。 ■ 高田漣インタヴュー~父の歌をカヴァーしたトリビュート盤と初のオールタイム・ベスト作(篠原章) ■ 鈴木慶一インタヴュー~フォーク・シンガーの要素をすべて備えていたのは高田渡さんしかいない(松永良平) ■ 高田渡ストーリー(北中正和) ■ 詩と詞と──歌われた現代詩(細馬宏通) ■ 高田渡ディスコグラフィー   オリジナル・アルバム(中村よお)   シングル/編集盤/参加作ほか(小川真一) 【特集】 『URCゴールデンベスト』 ■ 小倉エージが監修し主要アーティストと識者が選曲したベスト盤(こまつよしはる) ■ 私とURC──レーベル誕生の背景となった関西フォークの動き(小倉エージ) □ リック・ウェイクマン キーボード魔術師のソロ・キャリアを代表する初期2タイトルが豪華版で登場(赤岩和美) □ 『夜の番外地 アウトサイダー歌謡』 歌謡曲の編集盤史上に忽然と現われた“新世界”を語らう(高護×湯浅学、構成=武田昭彦) □ 『ヤバ歌謡2』 グルーヴの視点から再発見したテレビ番組テーマ曲の魅力を語らう(サリー久保田×DJフクタケ) □ ヴァン・モリソン 待望のニュー・アルバムは頑固一徹なイメージを覆す全曲リメイクのデュエット作(青山陽一) □ ネッド・ドヒニー インタヴュー~再評価の声が高まる名作『ハード・キャンディ』の再現ライヴが日本で実現!(金澤寿和) □ TV AGEシリーズ 昭和を鮮やかに彩る三木鶏郎・いずみたく・和田誠関連の貴重音源を収めた3作品(鈴木啓之) □ 京浜兄弟社 若き天才が集い蠢く“異形集団”の全貌を封じ込めた怒涛の10枚組BOXが登場!(安田謙一) □ 泉谷しげる 自由なる志向を持って時代に挑んだポリドール時代第1期の4作品が再発に(ヒロ宗和) □ ヴァン・ヘイレン 初代ヴォーカリストを擁する編成では初となるライヴ盤(細川真平) □ カンサス デビュー40周年を記念した長編ドキュメンタリー作『奇跡』(舩曳将仁) REGULAR CONTENTS ◆リイシュー・アルバム・ガイド 国内外でリリースされた幅広いジャンルの旧音源コンピレーションや再発アルバム、映像作品をくわしく紹介。音楽そのものはもちろん、リマスターやパッケージの出来にまでこだわって、豊富な知識をもつ執筆陣が徹底チェックします *今月のリリース情報…紙ジャケット、生産限定盤などの予定も可能な限りお伝えします *ニュー・アルバム・ピックアップ…ヴェテランの新作から注目の新人まで、編集部が選んだおすすめの新録アルバム ◆インフォ・ステーション……ニュース、書評、コンサート情報など ◆[連載]写真家ゲレッド・マンコウィッツが語る英国ロックの伝説(佐藤信夫)/ビートルズ来日学(宮永正隆)/ブリティッシュ・ロックの肖像(富岡秀次)/長門芳郎のマジカル・コネクション/ストリング・ゼム・アロング(ジョージ・カックル)/洋楽マン列伝~菅野ヘッケル氏(篠崎弘)/大鷹俊一のレコード・コレクター紳士録/続・蒐集奇談(岡田則夫)/ちょっと一服(コモエスタ八重樫)/DJフクタケのゆるみっくす7”/ウィ・ヒア・ニュー・サウンズ(武田昭彦)/赤岩和美の海外盤DVD&Blu-rayロック映像情報/和久井光司のアナログ奇聴怪会/Legendary LIVE in U.K.(写真=イアン・ディクソン)

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