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レコード・コレクターズ2016年1月号

838円

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A5判252ページ/2016年1月1日発行[雑誌19637-1] 【特集】 ボブ・ディラン 1965-1966 ボブ・ディランの“ブートレッグ・シリーズ”の最新作は、歴史的な名盤3枚を残した1965~66年のレコーディングの様子を捉えた6枚組です。『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』『追憶のハイウェイ61』『ブロンド・オン・ブロンド』という、フォーク・ファンから賛否両論を呼んだバンド編成で演奏し始めたアルバムと、「ライク・ア・ローリング・ストーン」という大ヒット曲も残されたこの時期は、ディランの歴史の中でも最も充実した活動が繰り広げられたことで知られています。マイク・ブルームフィールドやアル・クーパーらが参加したその「ライク・ア・ローリング・ストーン」は、ディスク1枚まるごとを使って制作過程を伝えるものとなっています。全盛期のディランのスタジオに潜入するようなスリルを味わえるボックスの登場です。 ■ グラフィック・ステーション   『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』のオリジナル盤ほか   『追憶のハイウェイ61』のオリジナル盤ほか   『ブロンド・オン・ブロンド』のオリジナル盤ほか   アメリカ盤シングル   日本盤シングルほか ■ 特別対談~セッション性がすごく高くて、その瞬発力がこういう作品を生んだと感じました(高田漣 × おおはた雄一、構成=矢川俊介) ■ ロックンロールとポップ・カルチャーの未来を変えた濃密な2年間(五十嵐正) ■ ボブ・ディラン 1965-1966 アルバム・ガイド(青山陽一)   『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』   『追憶のハイウェイ61』   『ブロンド・オン・ブロンド』 ■ 『ザ・カッティング・エッジ 1965-1966』デラックス・エディション解説(宇田和弘) ■ 『ザ・カッティング・エッジ 1965-1966』クロス・レヴュー(小出斉、鈴木カツ、東京ボブ、和久井光司) ■ 『ザ・カッティング・エッジ 1965-1966』コレクターズ・エディション概説(佐野ひろし) ■ セッション参加ミュージシャン名鑑(中村彰秀) 【特集】 ブルース・スプリングスティーン『ザ・リバー』 4枚目のアルバム『闇に吠える街』 (1978年)をリリースしたブルース・スプリングスティーンは、翌年に13曲入りの『ザ・タイズ・ザット・バインド』を一度は完成させます。しかし、スプリングスティーンはその内容が「ポップすぎる」という理由から、発売を見送るのでした。自分と社会を見つめ直したボスはレコーディングを続け、ポップさとシリアスさが同居したバランスの良い傑作、2枚組の『ザ・リバー』を発表します。折しも時は、イラン・アメリカ大使館人質事件やソ連のアフガニスタン侵攻、前年から続く不況によってアメリカが揺れた1980年。この時期に、スプリングスティーンはアメリカの社会をどのように描いたのでしょうか。『ザ・リバー・ボックス』を中心に、検証していきます。 ■ 過酷な現実を物語に変えて初の全米1位を獲得した『ザ・リバー』(赤尾美香) ■ 相反する理念をひとしく抱擁しながら渡り行くボスの歌(大和田俊之) ■ 『ザ・リバー』全曲ガイド(安田謙一) ■ 質量ともに圧倒的な『ザ・リバー・ボックス』驚愕の全容(萩原健太) □ フランク・ザッパ&ザ・マザーズ ファンが待ち望んだ最強の布陣による伝説のライヴ映像が、42年の時を越え遂に登場!!(佐野ひろし) □ フィル・マンザネラ プログレッシヴ・ロック/ポップ・ロックを知り尽くした個性派ギタリストのソロ活動(松井巧) 入手しやすいコンピレーション盤/発掘ライヴ盤(松井巧) □ クイーン バンドの創造力が頂点をも突き抜ける!伝説的なライヴ映像『オデオン座の夜~ハマースミス1975』(岡田敏一) □ スコーピオンズ 黄金時代の8タイトルが未発表音源やライヴ映像を付加したデラックス・エディションで登場(杉原徹彦) □ ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 46年前の創造的喧騒が余すところなく再現された『ザ・コンプリート・マトリックス・テープス』(赤岩和美) □ ニール・ヤング <アーカイヴ・シリーズ>の大きな節目となる『ブルーノート・カフェ』の重要性(大鷹俊一) □ 佐橋佳幸 インタヴュー~たくさんの人から“あのサウンド、どうやって作ったの?”と尋ねられました(木村ユタカ) □ 鈴木慶一 広大なキャリアを一望できる3枚組ベスト・アルバム『謀らずも朝夕45年』(小川真一) □ アリワ・オリジナル・マスター・コレクション 80年代UKレゲエ隆盛の核となったレーベルの名盤復刻シリーズがスタート(金子穂積) □ サウンドトラック名作選35 新発掘音源&日本独自企画アルバムも含む注目のシリーズ(上原昭一) □ タイムレス・レコーズ 70~80年代に活きのいい新譜をリリースしたオランダのジャズ・レーベルの復刻・第4弾(原田和典) REGULAR CONTENTS ◆リイシュー・アルバム・ガイド 国内外でリリースされた幅広いジャンルの旧音源コンピレーションや再発アルバム、映像作品をくわしく紹介。音楽そのものはもちろん、リマスターやパッケージの出来にまでこだわって、豊富な知識をもつ執筆陣が徹底チェックします *今月のリリース情報…紙ジャケット、生産限定盤などの予定も可能な限りお伝えします *ニュー・アルバム・ピックアップ…ヴェテランの新作から注目の新人まで、編集部が選んだおすすめの新録アルバム ◆インフォ・ステーション……ニュース、書評、コンサート情報など ◆[連載]写真家ゲレッド・マンコウィッツが語る英国ロックの伝説(佐藤信夫)/ビートルズ来日学(宮永正隆)/ブリティッシュ・ロックの肖像(富岡秀次)/長門芳郎のマジカル・コネクション/洋楽マン列伝~新井健司氏(篠崎弘)/続・蒐集奇談(岡田則夫)/ちょっと一服(コモエスタ八重樫)/DJフクタケのゆるみっくす7”/ウィ・ヒア・ニュー・サウンズ(武田昭彦)/赤岩和美の海外盤DVD&Blu-rayロック映像情報/和久井光司のアナログ奇聴怪会/Legendary LIVE in U.K.(写真=イアン・ディクソン)

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