A5判240ページ/2016年6月1日発行[雑誌19637-6]
【特集】 20世紀のベスト・キーボーディスト/ピアニスト100
今回の“レココレ・ランキング”は2012年のギタリスト編、ドラマー/ベーシスト編に続いて、“20世紀のベスト・キーボーディスト/ピアニスト100”をお届けします。2000年までにデビューしたキーボード奏者の中から、ロック/ポップスの世界に大きな影響を与えた人を30名の筆者の方々に選んでいただきました。楽器の性質ゆえか、ギタリストやベーシスト/ドラマーよりもさらに幅広い音楽ジャンルの演奏者が選ばれた興味深いラインナップになったのではないでしょうか。
■ 本誌執筆陣30人の投票によって選ばれた100人の名手たち(青山陽一、赤岩和美、池上尚志、石川真一、犬伏功、宇田和弘、大鷹俊一、岡田敏一、奥村裕司、金澤寿和、小出斉、後藤幸浩、小山哲人、サエキけんぞう、坂本理、佐野ひろし、白谷潔弘、杉原徹彦、武田昭彦、立川芳雄、土佐有明、中村彰秀、祢屋康、萩原健太、松井巧、松永良平、宮子和眞、山崎智之、若月眞人、和久井光司)
■ 難波弘之 インタヴュー~キース・エマーソンはオルガンの電源の切/入で、既に“ピッチ・ベンド奏法”をやってましたね(立川芳雄)
■ Dr. kyOn インタヴュー~ピアニストで宇宙で一番エロなのは、プロフェッサー・ロングヘアだなと思います(笑)(萩原健太)
■ 楽器と演奏法の革新と試行錯誤に彩られてきたキーボードの歴史(小山哲人)
■ 選定者アンケート~私にとってのベスト・キーボーディスト/ピアニスト+α
□ バッド・カンパニー
再評価の機運が高まる中、オリジナル・ラインアップによる全盛期の未発表ライヴ音源が発売に!(北井康仁)
□ マッギネス・フリント
創設メンバー:トム・マッギネスが振り返る“英国のザ・バンド”の全貌(若月眞人)
□ ジャック・テンプチン
インタヴュー~ウェスト・コースト・シーンのキーマンが、自身のキャリアや朋友グレン・フライを語る(五十嵐正)
□ キング・クリムゾン
2015年11月20日、クイーン・エリザベス・シアター──衝撃の日本ツアー直前のライヴ音源が登場!(石川真一)
□ ジューダス・プリースト
威風堂々のパフォーマンスを会場で体験している気分が味わえる、最新ライヴCD+DVD(行川和彦)
□ ボブ・ディラン
ディラン流“グレート・アメリカン・ソングブック集”という趣の新作『フォールン・エンジェルズ』(能地祐子)
□ TKレコーズ
パーカッショニストの第一人者ラルフ・マクドナルドの力作をはじめ、ジャズ~フュージョン系の5作が再発(出田圭)
□ プログレッシヴ/フェイマス・ドア・レコーズ
円熟期を迎えたヴェテランによるアコースティック・ジャズ作を多数発表したレーベルの復刻・第2弾(原田和典)
□ ディジー・ミズ・リジー
日本先行発売となる復活作と本国で1位を獲得した関連EP(舩曳将仁)
□ はちみつぱい
未発表ライヴ音源集『セカンド・アルバム』が久々にリイシュー(中村よお)
REGULAR CONTENTS
◆リイシュー・アルバム・ガイド
国内外でリリースされた幅広いジャンルの旧音源コンピレーションや再発アルバム、映像作品をくわしく紹介。音楽そのものはもちろん、リマスターやパッケージの出来にまでこだわって、豊富な知識をもつ執筆陣が徹底チェックします
*今月のリリース情報…紙ジャケット、生産限定盤などの予定も可能な限りお伝えします
*ニュー・アルバム・ピックアップ…ヴェテランの新作から注目の新人まで、編集部が選んだおすすめの新録アルバム
◆インフォ・ステーション……ニュース、書評、コンサート情報など
◆[連載]写真家ゲレッド・マンコウィッツが語る英国ロックの伝説(佐藤信夫)/ビートルズ来日学(宮永正隆)/ブリティッシュ・ロックの肖像(富岡秀次)/長門芳郎のマジカル・コネクション/洋楽マン列伝~須賀泰一氏(篠崎弘)/大鷹俊一のレコード・コレクター紳士録/続・蒐集奇談(岡田則夫)/ちょっと一服(コモエスタ八重樫)/DJフクタケのゆるみっくす7”/ウィ・ヒア・ニュー・サウンズ(武田昭彦)/赤岩和美の海外盤DVD&Blu-rayロック映像情報/和久井光司のアナログ奇聴怪会/Legendary LIVE in U.K.(写真=イアン・ディクソン)