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レコード・コレクターズ2017年1月号

838円

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A5判260ページ/2017年1月1日発行[雑誌19637-1] 【特集】 ライヴ・パフォーマーとしてのボブ・ディラン ノーベル賞の話題も続いているボブ・ディランですが、2015年に続き、ファンには嬉しい悲鳴となるアイテムが登場します。1965年夏にニューポート・フォーク・フェスでエレクトリック・セットの演奏を披露し、「ライク・ア・ローリング・ストーン」をヒットさせていたディランは、続く66年のツアーでは後のザ・バンドとなる面々をバックにして、またまた賛否渦巻く観客の中で演奏を繰り広げていました。今回はそのツアーを集大成した36枚組ボックスと『リアル・ロイヤル・アルバート・ホール』が発掘リリース。時代ごとに変貌してきたディランのパフォーマーとしての魅力を、このボックスと共に再確認してみましょう。 ■ Bob Dylan On Stage──歴史的なライヴ・パフォーマンスから厳選したカットをお届け ■ 我が道を歩んできた半世紀──類まれな演者としての足跡を振り返る(宇田和弘) ■ ザ・バンドとの黎明期を捉えた『リアル・ロイヤル・アルバート・ホール』(青山陽一) ■ 賛否渦巻いた66年ツアーの音源を詰め込んだ36枚組『ライヴ 1966』(佐野ひろし) ■ 公式ライヴ・アルバム音源──発掘系から編集盤収録曲まで徹底リサーチ(中村彰秀) ■ 『ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ボブ・ディラン』(岡田敏一) ■ 『ノー・ディレクション・ホーム(デラックス10周年エディション)』(宮子和眞) 【特集】 ローリング・ストーンズ『ブルー&ロンサム』 2005年の『ア・ビガー・バン』以来、実に11年ぶりとなるスタジオ録音アルバムは、驚きのブルース・カヴァー作品だった! 当初はミック・ジャガーとキース・リチャーズによる書き下ろしの新曲で進められたレコーディングが行き詰まり、その打開策としてキースの提案により演奏された「ブルー&ロンサム」。その曲をきっかけに、それまで検討されつつも実現しなかったと言われるブルース・アルバムというコンセプトが浮上する…。“過去から受け継ぎ、伝える男たち”が50年の時を経て具現化させた新たなメッセージがここにある! ■ 新作のリリースを控え10月22日に敢行されたラスヴェガス公演の熱いステージ(有賀幹夫) ■ ブルース曲のカヴァーに込められた、本気のメッセージを受け止めよ!(大鷹俊一) ■ 『ブルー&ロンサム』全曲ガイド(小出斉) 【特集】 ラヴィン・スプーンフル 1964年にニューヨークのグリニッチ・ヴィレッジで結成され、「魔法を信じるかい?」などのヒットを次々と飛ばしたラヴィン・スプーンフル。フォーク・シーンで活動していたバックグラウンドを生かした、ブルースやラグ・タイム、ジャグ・バンドの要素とブリティッシュ・ビートや西海岸ポップなどの影響が交じり合った独特の音楽性が魅力でした。久しぶりにオリジナル・アルバムが再発されるこの機会に、彼らのポップで深みのある“グッド・タイム・ミュージック”を改めて味わってみましょう。 ■ フォーク~ジャグ・バンドからポップまでを昇華し大ヒットを飛ばしたグループの歩み(遠藤哲夫) ■ ラヴィン・スプーンフル・ディスコグラフィー(片島吉章)   オリジナル・アルバム   編集アルバム/そのほか関連アルバム+シングル・リスト ■ グリニッチ・ヴィレッジを起点に広がる音楽人脈をたどる(除川哲朗) ■ 関連人脈アルバム選(片島吉章、柴崎祐二、松永良平、除川哲朗、若月眞人) □ ザ・キンクス オリジナル・モノ・マスターからダイレクトにカッティングした最新LPでパイ時代のアルバムを聴く(犬伏功) □ ピンク・フロイド 巨匠エンジニアが手がけた最新仕様ヴァイナルがさらなる音の深化を予見する(武田昭彦) □ ヨーコ・オノ これ以上ない鮮烈さで記録された先鋭的な音楽を存分に味わうリイシュー・シリーズ(坂本理) □ トレイ・ガン(セキュリティ・プロジェクト) インタヴュー~ピーター・ゲイブリエルの楽曲を詰め込んだライヴ盤を発表した特異なバンドの存在理由を語る(松井巧) □ フリートウッド・マック 全米1位を奪回した82年作『ミラージュ』の未発表音源を17曲も含む拡大版が登場(立川芳雄) □ ロジャー・ニコルス 遂に世に出たデモ&CM音楽集──400にも及ぶレア・トラックから厳選された2枚組(木村ユタカ) □ ココナツ・バンク(伊藤銀次) インタヴュー~ココナツ・バンクはアメリカン・ミュージックのテーマ・パークなんです(中村よお) □ ザ・タイマーズ スキャンダラスなパブリック・イメージの一方でポップスへの愛情が込められた名作が復活(志田歩) □ HIS 忌野清志郎、細野晴臣、坂本冬美という異色の組み合わせが紡ぐジャンル不問の怪作(原田和典) □ ザ・クロマニヨンズ 冴え渡るモノラル録音の効果で曲の魅力が深く染み入る新作(大鷹俊一) □ ジャズ・マスターズ・コレクション1200 新たにパーロフォン系も加わったジャズ・アルバム廉価復刻シリーズ(後藤幸浩) □ プログレッシヴ/フェイマス・ドア・レコード ヴェテランによるアコースティック・ジャズを多数発表したレーベルの復刻・第3弾(土佐有明) REGULAR CONTENTS ◆リイシュー・アルバム・ガイド 国内外でリリースされた幅広いジャンルの旧音源コンピレーションや再発アルバム、映像作品をくわしく紹介。音楽そのものはもちろん、リマスターやパッケージの出来にまでこだわって、豊富な知識をもつ執筆陣が徹底チェックします *今月のリリース情報…紙ジャケット、生産限定盤などの予定も可能な限りお伝えします *ニュー・アルバム・ピックアップ…ヴェテランの新作から注目の新人まで、編集部が選んだおすすめの新録アルバム ◆インフォ・ステーション……ニュース、書評、コンサート情報など ◆[連載]写真家ゲレッド・マンコウィッツが語る英国ロックの伝説(佐藤信夫)/ビートルズ来日学(宮永正隆)/ブリティッシュ・ロックの肖像(富岡秀次)/追憶の泰安洋行(長谷川博一)/長門芳郎のマジカル・コネクション/洋楽マン列伝~吉田弘氏(篠崎弘)/大鷹俊一のレコード・コレクター紳士録/続・蒐集奇談(岡田則夫)/ちょっと一服(コモエスタ八重樫)/DJフクタケのゆるみっくす7”/ウィ・ヒア・ニュー・サウンズ(武田昭彦)/赤岩和美の海外盤DVD&Blu-rayロック映像情報/和久井光司のアナログ奇聴怪会/Legendary LIVE in U.K.(写真=イアン・ディクソン)

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